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ウエイトリフティング協会

加盟年月日 令和2年4月1日
所在地 薩摩川内市入来町副田3306
沿革 薩摩川内市ウエイトリフティング協会の歴史

昭和63年,薩摩川内市出身の池畑大(現 池畑モータース)が,全国高校総体(兵庫)・国体(京都)を制し,大阪商業大学へ進学後,その才能をますます開花させることになる。
平成8年には,59kg級池畑大がアトランタオリンピックに出場をし,59kg級トータルにおいて4位入賞と好成績を収めた。また,平成12年のシドニーオリンピックにおいても2大会連続で池畑大が選出され,62kg級トータルにおいて6位入賞という輝かしい功績を残した。世界の舞台で堂々と戦う姿は,鹿児島県民に勇気と感動を与えた。平成12年,入来商業高校に新たに部が設立され,地元名誉町民である池畑大が外部指導者として迎えられた。平成14年全国高校総体(茨城県)では第1期生である崎山壮(入来商業)が12位の成績を残した。平成20年,国体(大分県)では少年62kg級の安田和政(入来商業)がSnatch競技で6位入賞を果たすなど,「川薩清修館高校」へと校名を変えた後も,全国レベルで戦う選手が排出されている。平成23年,国体(山口県)で77kg級の下原玄大(入来商業-大阪商業大学)がSnatch競技で5位入賞を果たした。下原玄大は,その後も平成24年,国体(岐阜県)でSnatch競技5位,C&J競技8位入賞,平成25年,国体(東京都)ではSnatch競技7位,C&J競技8位入賞,平成26年には国体(長崎県)でC&J競技8位入賞,さらに平成27年,国体(和歌山県)においてSnatch競技4位,C&J競技7位と5年連続で国体に入賞するという快挙を成し遂げている。また,弟である下原卓朗(川薩清修館-大阪商業大学)は平成26年,国体(長崎県)94kg級Snatch競技で優勝,C&J競技6位入賞を果たした。その後も,平成27年,国体(和歌山県)Snatch競技で優勝し,スナッチ種目2連覇を達成した。さらに平成26年,全日本選手権(岩手県)で3位,平成27年,全日本選手権(福島県)で優勝,平成28年,全日本選手権(山梨県)で2位となるなど,鹿児島県のウエイトリフティング界を牽引し続けている。平成31年には上野一誠(薩摩川内市議会議員)が,本県ウエイトリフティング協会会長に就任。令和2年度には,東京オリンピックが開催される年に本県での国体開催が予定されていた。そこで,かごしま国体に向けて上野会長を中心に薩摩川内市に環境整備として増設のウエイトリフティング専用の施設を要望。令和元年に空調付きの増設のウエイトリフティング室が完成。上野会長の声かけによって地域応援隊が結成した。さらに令和2年度からは薩摩川内市体育協会に加入し各競技団体や行政当局との連携が図れるように組織改革も進めてきたところである。そして,新型コロナウイルス感染拡大で令和5年度に延期となったかごしま国体成功に向けて競技力向上に努めてきているところである。